昔はまだ認知症と呼ばずに、堂々と老人ボケという言葉が使われていました。
日本の大手の製薬会社が、老人ボケのくすりを発売した時、そのリーフレットを読んだことがあります。
第1群のマウスには治験薬を飲ませ、第2群には飲ませないで比較するというものでした。
そして立てた割り箸に、そのマウスたちが何回登ったかを数えていました。
結果、与えた方が登る回数が増えるので、意欲が出ているというものでした。
「こんなもんでいいのかな?」
とも思いましたが、認知症の人がこのくすり飲んで、徘徊しないかどうか心配になりました。
未だに販売しているかどうかは知りません。
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