正確には主要農作物種子法というそうで、昨年の4月に廃止されています。
コメや大豆、麦などは、原種から保存して交配などを用い、自治体がその気候風土に合った種子を供給して来ましたが、それを民間企業に任せるというものです。
しかも今まで保存して来た原種や交配種、及びそのデータを民間企業に提出しなければならない、自家採種は処罰対象などという、誠に怪異な条件までついています。
GMO(遺伝子組み換え作物)には、グリフォサート等の除草剤に耐性を持つ作物が、除草剤とセットで売り込まれることになります。
頃合いを待って価格を上げられても、抵抗する術はありません。
タイでは今年除草剤のグリホサートとパラコート、殺虫剤のクロルピリホスが禁止されました。
農業国のタイゆえ、正しい選択だと思います。
https://www.afpbb.com/articles/-/3250972
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