昔「スジャータ」というコーヒーに入れるクリームが売りに出されましたが、スジャータとはゴータマ・シッダルタが断食の苦行をしていた時にその間違いに気づき、水浴をした時にミルク粥を持ってきてくれたスジャータ王女のことだと気が付いた時はちょっと驚きました。
牛乳は遠心分離にかけると、比重の軽いクリームとそうでない部分に分かれます。
クリームはバターになったりと誰もが使い道をご存じだと思いますが、残りの部分はpHを下げるとカゼインというタンパクとホエーという透明に近い液体に分離します。
カゼインは等電点といって、pH4.6で一番分離します。
実験の時は希塩酸を徐々に加えて行きました。
さて、それらが原料になっているかと思いきや、あの小さなカップに閉じ込められている白い液体は、植物油に水と乳化剤を混ぜたものだそうで。
これを開発した人は偉大だと思いますが、私は使いません。
ベトナムカフェのコンデンスミルクはOKです。
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