日本ではバナナのなっているのを見る機会は殆どないと思いますが、実はバナナは木ではなくて草です。
まずプリーという紫色の大きなつぼみができ、その皮の間に花が咲きます。
その花の根元にバナナの実がついており、徐々に成長します。
木が一本でも実はできるので、自家受粉しているのかどうか、専門家がいたら訊いてみたいところです。
幾房かできると実は出て来なくなり、その時点でプリーは刻んで食べてしまいます。
1本でも黄色くなったらまとめて切り下し、房ごとに切り分けます。
種類にもよりますが、日本で食べられるキャペンディッシュ(タイ語ではクルアイホーム)は1週間ほどしか保ちません。
日本に輸出されるバナナは検疫を通過しなけらばならないため、房に切り分けた後に殺虫剤をスプレーします。
また室のあるバナナボートに載せ、到着した頃に熟すように青いまま収穫するのは勿論のことです。
栽培中に農薬を使う所もあるようですが、この辺りではコストが上昇するためか、散布しているのは見掛けません。
味は勿論、自分で収穫したものが一番美味しいです。
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