反芻というと「よく考える」などの比喩に使われますが、牛や山羊や綿羊など4つの胃を持っといわれる動物です。
吐き戻して嚙み直すため、そういわれるのでしょう。
その胃の中に棲む微生物の協力を得てセルロースやキチンを、グルコースなどに変化させて吸収し、エネルギーとします。
また人間の場合はグルコースをエネルギーとしますが、反芻動物の場合は酢酸がエネルギーになります。
日本では余り食べられない山羊ですが、インド、中東などではポピュラーに食べられます。
以前フィリピンで山羊料理を作るところを見ましたが、山羊を数人で押え込み、酢の入った瓶を口に押し込んで流し込むと、ほどなく気を失って息絶えてました。
人間でいう、高血糖による昏睡のようなものでしょうか?
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